サルラ=ラ=カネダ(Sarlat-la-Canéda)
フランス、ミディピレネー地方ドルドーニュ県の田舎町。
サルラはとても素晴らしい街でした^^
☆中世の建物・街並み
☆活気ある人々(お店や大道芸人)
☆美食の街(フォアグラの産地)
何をとっても旅行先として申し分ないクオリティー!
誰にでもオススメできる街だと感じましたね。
夏のバケーションで、パリ→サルラ→カオール→カルカッソンヌ→アルル→ゴルド→ルールマラン→ニース→グリンデルワルト(スイス)と、18泊のドライブ旅。ここサルラには『ミディピレネー地方の美しい村巡りの拠点』として3泊しましたよ。
「サルラはなんて素敵な街だ!」
ぼくがそう感じた事を3つご紹介します^^
素敵なフランス地方旅行の計画の参考になれば幸です◎
①中世の建物が残る街並。まるでファンタジー世界!!!
まずは何と言っても街並み。
サルラはマルロー法が制定された初めての街だそうです。
なので、中世の街並みがそのまま今でもしっかり残っているんですよ。
この街並は本当に必見!
特に路地裏散策はもう完全にファンタジーの世界です。素敵すぎです!
個人的に有名観光地よりも『散策しているだけで幸せになれる地元感』が大好物なんですが、まさにここはドンピシャでした^^
〈マルロー法〉
フランスの歴史的・美的遺産の保護法を補足し,不動産修理を促進する1962年8月4日付法律
↑↓サン・サセルド大聖堂。
重厚感ある佇まいですね。
↑ひときわ古いこの建物雰囲気あるは作家のエティエンヌ・ボエジの生家。
16世紀にギリシャ古典を翻訳した哲学的な作家だそうで、モンテーニュと親交があったとか。。。ここは良く観光客が写真を撮っていますね。この街の見どころの1つでしょう。
②活気溢れる人々。素敵なお店。そして大道芸と音楽に包まれた夜☆
建物、街並みが最高なのに加え、さらに街の雰囲気を盛り上げるのが大道芸人さんや路上パフォーマーの方々。『リベルテ広場』や『ペロ広場』を中心に、街の至る所でパフォーマンスをしています。
夏の夜長に響き渡る観客の歓声や拍手、笑い声。そして路上ミュージシャンの奏でる素敵な音楽が街全体を包み込んでいます。RPGゲームでいう『賑やかな酒場』といった雰囲気でしたね。う〜ん、個人的に凄く好きw
↓路地裏に素敵なお土産ショップが並んでいるので、3日間の滞在も飽きる事なく楽しく過ごせました。是非散策してみて下さい。ちなみにサルラのマスコットキャラクターはフォアグラの有名産地だけあって『ガチョウ(アヒル?)』みたいです。街中に可愛いガチョウさんが沢山いますよ♪
③流石フォアグラの産地!食事のクオリティーはフランス最高峰!
最後に、『旅と言ったら食事!』でしょう。
どんなに素敵な雰囲気でも食事が不味かったら少し悲しくなってしまいますよね。。。(フランスで言うと有名観光地のモンサンミッショルは景色は素晴らしいけど食事はちょっとイマイチな感じだったりします;;)
ミディーピレネー地方はフォアグラの産地で有名なので、フォアグラの味は本当に絶品!個人的に日本でフォアグラを美味しいと感じた事はなかったのですが、ここサルラで食べたらホント美味し過ぎ!滞在中3日間の夕食全部フォアグラ食べちゃいました^^(摂取カロリーがちょっと心配。。。痛風に気をつけなきゃ><)
値段もそんなに高く無く、1人3000〜5000円出せばフルコースで高級食材を堪能出来ますよ。パリで食事するより美味しいし、値段も4割引き位な感じでしょうか?
「オイリーで重い。。。」と、フォアグラが余り好きではない人でもペロッと食べれちゃうと思います。何故か動物的な脂っこさは無く、むしろフルーティーでジューシーな感じでしたね。
フォアグラ以外も自然溢れる地域なので、牛肉、鴨肉、野菜などなど、なにを食べても本当に美味でした♪フランスに移住して10ヶ月。今まで色々な地域に行きましたが、その中でも最高レベルのコストパフォーマンスで食事を出来る街なのは間違いないでしょう。自信をもってオススメ出来ます^^
あなたもサルラ=ラ=カネダを訪れる機会がありましたら、思う存分、その素晴らしさを五感で感じてみて下さいね◎